【これで頭をクリアーにできる?】『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』を読んでみた。
今回は『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』について書かせて頂きます。
作者:苫米地 英人
そもそも、頭のゴミとは何なのか?
それは悩みです。
例えば、
- 集中してるはずなのに嫌な人を思い浮かぶ。
- 勉強中に、頭の中で雑念が出てきて集中出来ない。
- 物事を考えるとき、頭がゴチャゴチャして最後まで考えられない。
などがあります。
つまり、あなたの集中力、思考力、生産性、生きる充実感を低下させるのは全て
「頭のゴミ」です。
そんなモヤモヤした「頭のゴミ」を減らす方法を紹介させて頂きます。
対象者
- 頭に「ゴミ」が溜まりやすい人
- 頭の中の「ゴミ」を減らしたい人
などに当てはまる方は、宜しければ見て下さい。
結論から言わせて頂きます。
ゴミを減らすには、
- 抽象度を上げて、ゴールを決める
他にもいくつかありますが、この1点に絞って説明させて頂きます。
本題に入る前に、何故ゴミを蓄えてしまうのか?
それは抽象度が低いからです。
抽象度が低いとは、苛立ちりや、焦り、怒りに振り回されて悩んでしまう。
そのような、どっぷり感情に浸ったり、感情に振り回されてしまう人を、
「抽象度が低い」といいます。
抽象度の低い方の特徴は、視点が低いです。
本書の例えで言いますと、今この瞬間「会社でイライラさせられている自分」の事しか見えていません。
したがって、イライラするような事があると、感情に頭の先にまで浸かってしまいます。
つまり、感情に支配されてしまうのです。
よって、頭の中で「ゴミ」が溜まっていきます。
M氏の職場ですごく怒鳴る上司がいてました。
なんでこの人はこんなにも怒るのだろう?
自分はミスもしていないのに、怒るのは理不尽だなと日ごろから思っていました。
悩んでも仕方ないので、視点を変えました。
この人は、ただ怒りたいだけの人なんだと。
怒る事でしか、コミュニケーションのツールがないのだと。
視点を変えて、可哀そうな人だと思いました。
参考になるかは分かりませんが、M氏の持論です。
話を戻しまして、ゴミになる原理が分かりました。
今度は、いよいよゴミを減らす方法をさせて頂きます。
- 抽象度を上げて、ゴールを決める
抽象度を上げるについて、書かせて頂きます。
そもそも、抽象度がある人どのような人なのか?
本書の例えで言わせて頂きます。
「オレが感情的だと部下の教育に悪い。しっかりしなきゃ」→「この部門にはオレよりもっと頑張っている人がいる」→「会社の経営状況が厳しいから、みんなイライラしがちだ。オレがムードメーカーにならなきゃ」
と感情から受け抑えられる人です。
つまり、抽象度が上がれば視点も上がります。
視点が上がる事で、自分を客観視し、視界を広げていく事が大切です。
ではどのように抽象度を上げたらいいのか?
それはゴールを決める事です。
ゴールとは、自分が重要だと考えている目的や目標のことを表します。
目標や、目的があれば、それに合わせて視点が上がります。
つまり、抽象度が上がる。
そうすれば、そのゴールの実現にマイナスな感情に振り回されることはありません。
例えば大切なプレゼンを控えていて、成功が絶対条件だとします。
そんな時に、同僚に嫌味を言われても気にしている場合ではありませんよね?
つまり、ゴールがないから、感情に振り回されてしまうのです。
あなたのゴールは何ですか?
自分が本当にやりたい事は、何ですか?
心から思える事があるなら、常に密度が高く集中して仕事も進められるはずです。
それが本当のゴールへとなります。
やりたい事をするから、集中力も、生産性も、能力も上がる。
やりたいことがあるから、マイナスの感情に振り回される事がなくります。
因みに、M氏の夢は自分の治療院を開業して、独自の治療法で患者様を治す事です。
共に実現させる為にも、頑張っていきましょう。
もしやりたい事が見つからないと悩んでいる方は、この本にも書かれています。
気になる方は、こちらに載せさせて頂きますね。
それではまた。