変人とよく言われる鍼灸師のM氏

雑記ブログ。主に書評、健康に関する情報を載せていきます

【人の視線が気になる方におススメ】「決断=実行」を読んでみた。

今回は「決断=実行」について書かせて頂きます。

 

作者:落合 博満

 

この本の内容は、野球人である落合氏が仕事に対する姿勢や、チーム作りに関して書かれています。

 

また、人の視線が気になる。

 

という方にもお勧めとなっておりますので、宜しければ見て下さい。

 

対象者

  • 人の視線が気になる。

 

  • 練習(業務)に対する姿勢を知りたい

 

  • 組織・チーム作りについての考え方を知りたい。

 

 

ではまず、

 

  • 人の視線を気にならない方法を説明させて頂きます。

 

 

結論から言いますと、

 

人から仕事へと目線を変えることです。

 

 

つまり、仕事に対して物事を考えていたら、人の視線なんて気にならない。

 

という考え方です。

 

 

M氏も同じような考えをしていました。

 

現在、接骨院で働いており、怒り散らす先輩がいます。

 

しまいには怒られすぎて、その先輩の視線を気にするようになりました。

 

そこで考えたのです。「あれ?おかしくないか?」と。

 

おかしいと感じたことは、

 

「患者様に視線を向けなければいけないのに、なんで上司の顔色を気にしなければならないのか?」

 

ということです。

 

その考えをもってから、患者様と向き合ってないことに気づき、仕事に専念します。

 

仕事は人の目を気にしてするものではありません。

 

大切なのは対象者を間違えずに、仕事に専念することです。

 

それが、自分で考え決断し、実行出来る人間へと変えていきます。

 

 

 

  • 続いて、練習(業務)に対する姿勢についてです。

 

いくつか述べていますが、今回はひとつ書かせて頂きます。

 

それは、基本を大事にすることであります。

 

そんなの当たり前やん。

 

と多くの声が聞こえてきます。

 

でも、実際にどれだけの人が、基本に忠実にしているでしょうか?

 

 

どんな分野でも、技術を磨くのは大変です。

 

必死に取り組んでいれば、どこかで「マスターできた」と感じる瞬間がありますよね?

 

ですが、取り組みをやめてしまうと瞬く間に技術は元に戻ってしまいます。

 

それを防ぐにためには、身につけたいと必死になって取り組みを続けていくしかない。

 

と落合氏は述べております。

 

ユニフォームを脱ぐまで、基本に徹底して取り組んでいました。

 

だから、落合氏は三冠王を三度受賞できたのです。

 

できないことをできるようにするのが練習なら、できるようになったことを継続するのも練習なのである。

 

この文章を読んで、基本の大切さが伝わりますよね。

 

 

基本は大切です。

 

 

  • 最後に、組織・チーム作りについてです。

 

 

 落合氏は中日の監督を8年間務めていました。

 

そのうち優勝が4回と大きな実績があります。

 

なぜそんなに強いチームを作れたのか?

 

いくつかありますが、1つ紹介させて頂きます。

 

それは、遠近2つの距離で選手を見ることです。

 

つまり、選手やチームを客観視できる目であります。

 

では2つの距離で見るとはどういうことか?

 

野球で例えますと、グランドと観客席です。

 

毎日グランドで、選手を近くで見ていたら気づかないこともあります。

 

近くで見たら気づかないことも、観客席で見たら気づくこともあります。

 

熱狂的なファンが、的確な意見を述べるのがそれです。

 

 

なので落合氏は、2~3日観客席で選手の練習を観ることがあります。

 

 

それは、自分がどれくらいチームに入り込んでいるか、入りすぎているかが分かるからです。

 

組織・チーム状況を全体的に把握するには2つの目線が重要だと述べております。

 

その観点を磨けば、何かヒントが隠れているかもしれません。

 

 

いかがだったでしょうか?

 

 

気になる方は、こちらに載せさせて頂きますね。

 

 

決断=実行

決断=実行

  • 作者:落合 博満
  • 発売日: 2018/11/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

 

 それではまた。